虎とひよこ

“自由気まま”をテーマにブログを綴っています。

ブラック取引先の話

前に務めてた会社。

まあ、たくさん得意先がありました。

その得意先の中でも誰もが嫌がる大手を自分が担当してたんだけど、ここが物凄いたちが悪い…。

 

引き継ぎをした元同僚が安堵の表情だったのを覚えてるw

 

商品の施策を依頼されるわけなんだけど、これが短納期過ぎて手に負えない。

そこの担当者は何人もいて無茶言ってくる人ばっか。

みんな口癖が「大至急で!」「大特急で!」

見積もりも「大至急」「大特急」

各担当が当たり前のようにそれを言ってくる。単価も叩いてくるわ納期も無いわでほんとに無茶苦茶。まともに付き合ってたら時間がいくらあっても足りないから割り切ってた。

だけどそれでも残業残業…

あの時は抜け殻のように働いてた。

「大至急」って言ってくる奴に限って仕事は流れる。仮に商品化したとしてもリードタイムをしっかり取れてないから質が悪くやっつけ感しかない商品が出来上がる。そして最悪クレームに発展する。

 

その先のお客さんと打ち合わせ不足でこちらに真の情報が伝わるのが遅い。なので何度も何度も修正。こちらから確認事項を促してても忘れる。

 

色々仕事でお付き合いさせて頂いた方は多いです。ただ、仕事の時間を使う価値のある担当者か見極めないと時間の無駄に終わります。

 

動くだけ動いて仕事が流れるより、win-winの関係でお互いスムーズに仕事を進めた方が利口です。

 

注意した方が良い人は共通点があった。

①たいした確認もせず末端からの仕事を丸投げしてくる人。

こういう人は言った言わないの水掛け論になりやすい。そして何かあれば必ず責任転嫁してくるのでやりとりはメールや書面で記録に残しながら進めていった方が良い。ただし仮に仕事が決まってもフォローが大変になるケースが多い。在庫管理能力が欠けていることが多く結局納品後まで面倒を見なくてはならない。

 

②「大至急」「大特急」と頻繁に言ってくる人

 

たまにならしょうがないですが毎回これを言ってくる人は注意してた方が良い。こういう人は付き合うだけ無駄なパターンが多い。急いで詰めてやったとしても水の泡になりやすい。末端との打ち合わせを忘れて急に思い出して丸投げしてくるし、そもそも納期交渉が全く出来てない証拠。他に捌けるビジネスパートナーとの時間にウエイトを置いたほうがマシ。

 

③無駄に提案が多い人

これも時間の無駄。

場合によっては数パターンの試作や見積もりを出し誘導させながら推したい方で仕事を取るやり方もあるが、毎度毎度数撃ちゃ当たるみたいなやり方で仕事してる人でろくな人はいない。

見積もりも何パターンもさせられ、短納期で何個も何個も試作ばっか作らされ貴重な時間が潰れるだけ。

提案型営業マンの失敗例みたいな人はこんな感じでしたね。

 

こういうのにまともに付き合ってたらどうなるかというと仕事の効率化がガクッと下がり、時間外労働がグンっと増える。

残業が多くなりプライベートの時間が削られ社畜そのものになります。

 

 

逆に仕事がすぐ決まる人は前段階での情報が早いし、ある程度末端と話をまとめてきてくれるのでターゲットに対するアプローチ方法も明確かつやりやすい。

こういう人を押えておけば自分の仕事も楽になり売りも上がりやすくなります。

 

とまあ、実体験を元に書いたけどとにかく何においても時間は有効に使わないと行けません。ブラック取引先とまともに付き合ってたろくなことになりません。

下請法に引っかかるような感じで仕事の依頼をしてくるところは気をつけましょう。